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vol.20 神奈川県から島田市へ移住 蓼沼さん一家

掲載日 2018年12月05日
Iターン
家族

映画がきっかけで林業の世界へ。便利な住宅地での移住を楽しむ

東海道の宿場町として栄えた静岡県島田市。SLが走る場所としても知られ、南には牧之原大茶園が広がります。テレビや映画の撮影でもよく利用される「蓬莱橋(ほうらいきょう)」は、世界一長い木造歩道橋としても有名。富士山静岡空港や東名・新東名高速道路、国道のバイパスなど、交通の良さも魅力の一つです。
JRの沿線沿いは、生活基盤が整った便利な住宅地。旧・川根町(かわねちょう)や旧・金谷町の地域は、懐かしい田園風景が広がり、田舎暮らしが満喫できる場所。島田市は、スポーツ・レジャーにも力を入れており、温泉やキャンプ場があるなど、アクティブを楽しみたい方にもお勧めの市です。
林業の映画に影響を受け、神奈川から移住してきた蓼沼さん一家。林業についてのお話を伺うとともに、島田での暮らしについて、ご主人の蓼沼啓吾(たでぬまけいご)さんからお話を伺いました。

林業を始めようと思った経緯について教えてください

夫婦ともに神奈川県出身で、結婚後も横浜に住んでいました。林業に興味を持ったきっかけは、林業を題材にした映画(「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」)を観たこと。夫婦で映画を観るのが好きで、よくDVDをレンタルしていました。気になる俳優が出演しているという、ただそれだけの理由で借りた映画でした。
田舎に住みながら、堅苦しいスーツを着る仕事ではなく、自然相手の仕事をしてみたい。また、今までは仕事柄伸ばすことができなかったヒゲが、林業なら伸ばせる。そう思ったのも林業を始めようと思った理由の一つでした。

島田市を選んだのはなぜですか?

東京・有楽町で「森林の仕事ガイダンス」があったので、まずはそれに参加。最初は関東圏を中心に仕事を探していました。東京・有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」へ移住相談にも行きました。首都圏に近く、寒すぎず暑すぎずにほどよい田舎暮らしができるところ。探しているうちに浮上したのが、静岡県でした。
「ふるさと回帰支援センター」内にある静岡県の「移住相談センター」へ相談しに行った際、ちょうど横浜から静岡県藤枝(ふじえだ)市へ移住し、林業を始めたという方の話が聞けるイベントがあると教えてもらいました。その方の話を聞き、ますます興味が湧きましたが、まだ「移住して林業を始める」ということへの明確なイメージは持てずにいました。
静岡は、伊豆や熱海、御殿場へは遊びに来たことがありましたが、親類縁者もいない土地。まずは移住体験をしてみようと思い、藤枝の「田舎暮らし体験ツアー」へ参加。藤枝に移住するのもいいのではと思い始めていました。
その後、今度は静岡市で開催された「森林の仕事ガイダンス」へ参加。静岡県内のさまざまな林業に関わる企業が集まり、簡単な面接会場でもありました。その時に出会ったのが、藤枝の隣町である島田にある林業の会社。「興味があるなら、一度見学に来てみたら」と声をかけられ、実際に山へ行き、仕事内容を見せてもらいました。この会社で林業の仕事をしながら、島田で暮らしのもいいかもしれない。そう思い、2018年3月、島田へ移住してきました。

島田市での家探しはどのようにされましたか?

JR島田駅近辺は生活基盤がある程度整った住宅地。同じ島田市内の旧・川根町家山の宿泊体験にも参加しましたが、夫婦揃って便利な都会暮らしの経験しかなかったので、会社にも近く、まずは生活基盤がある程度整ったところからスタートすることにしました。
家探しは、島田市の移住相談窓口と地元の不動産屋を利用し、自分たちで探しました。都心と違って、ほとんどが駐車場付き。今の家は、駐車場2台付きでした。お店も駐車場付きのところがほとんどで、駐車場がない時はコインパーキング等を利用しますが、駐車料金は都心に比べるとずっと安いですね。子どもがいると、スーパーへ買い物に行く際、車を利用できるのは助かります。

林業が気になっている方、島田市への移住を考えている方へ、アドバイスをお願いします

林業の仕事に就いてから変わったのは、家族との時間が増えたこと。16時半には山を出て、会社へ戻り、18時前には帰宅できる生活を送っています。今は、林業の担い手が不足している時代。仕事はいくらでもあると思います。最近は20代、30代の若手も増え始め、「林業女子」という言葉がある通り、女性の活躍も見られるようになってきました。
林業の仕事には資格が必要ですが、入社してから取得することもできますし、時間に余裕があるなら就職前に研修制度を活用するのもよいと思います。「林業就業支援講習」といった制度を活用すれば、受講料無料、宿泊費の補助を受けながら、20日間ほどで必要な資格が取得できます。
私は、将来的には狩猟免許も取得しようと思っています。山へ入ると、イノシシを見かけることも多いので。ジビエ料理への需要があるので、収入のプラスにできると取得している人も多いようです。
我が家には、1歳になる長男がいるのですが、散歩していると、近所の方がよく声をかけてくれます。私たちが住むあたりは、地域とは近すぎず、遠すぎずのほどよい距離感だと思います。
移住を考えている方にぜひ考慮した方がよいと思うのは、子どもが小さいうちは通院できる病院を考えておくこと。小さな子どもは病気をしやすいですし、乳幼児期は予防接種の回数が多く、病院へ足を運ぶ機会が多くなります。子どもがある程度大きくなってから、田舎への本格移住を検討してみてはいかがでしょう。