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vol.24 熊本県から伊豆の国市へ移住 岩渕さん

掲載日 2018年12月06日
Iターン
家族

新規就農への支援が充実した伊豆の国で、ミニトマト栽培をスタート

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産「韮山反射炉」を抱える伊豆の国市。新幹線が停車する三島駅へのアクセスが便利な伊豆箱根鉄道も通り、ほどよい田舎でありながらも、スーパー、ホームセンター、飲食店などが充実。農業支援制度が整っており、新規就農者が増えています。「がんばる新農業人支援事業」を活用し、会社員から農家へと転身に成功した岩渕徹也(いわぶちてつや)さんに、就農のきっかけや移住についてのお話を伺いました。

伊豆の国市で就農することになった経緯を教えてください

栃木で育ち、神奈川の大学を出た後、埼玉の自動車関連会社へ就職しました。転勤で行った熊本で妻と出会い、結婚。しばらく熊本で過ごし、30歳になった頃、このまま会社勤めを続けることに疑問を感じ始めました。自分で経営できる仕事に就きたい。そう思った時に思い浮かんだのが農業でした。もともと祖父が田んぼや畑を営み、両親は兼業農家。大学は機械工学を専攻するなど異なる道を選びましたが、家庭菜園用の畑を借りるなど作物づくりに関心があったんです。
さまざまな就農関係の本を読み、就農するならどこがいいか調べたところ、選択肢の一つとしてあがったのが静岡。他県も就農支援制度がありましたが、静岡県が資金面での制度が一番充実していました。静岡県内の2つの市を実際に視察して、自分に合いそうだなと思ったのが伊豆の国市でした。
当時、伊豆の国市で就農支援制度の対象になっていたのは、イチゴやミニトマト。私はトマトが好きなので、ミニトマトを選びました。

農業への転職に不安はありませんでしたか?

研修期間や独立してから落ち着くまでの1年半ほどは、妻と当時1歳だった長男は熊本に残ってもらい、単身赴任をしていましたが、2011年に、妻と子どもを呼び寄せ、家族で暮らし始めました。
補助金や農協からの融資、自己資金を使い、独立当初は4棟だったビニールハウスも、2年後に1棟追加。今は、パートスタッフを5名雇うなど、経営を軌道に乗せることができました。
就農は、資金面、計画書など、さまざまな書類作成や審査が必要で、事務仕事もなかなかたいへん。ビニールハウスの場合、土地はもちろん、ハウスの建設費用や温度管理のヒーターなど初期投資がかかるのですが、無利子・無担保で借りることができたので助かりました。自分の時は、「がんばる新農業人支援事業」を活用して、伊豆の国で就農した同期仲間が5人もいました。県外出身の若手農家も多く、相談しながら準備ができたのもよかったですね。
ミニトマトは、8月下旬に定植し、10月〜6月末頃まで収穫が続きます。その間は、ほぼ毎日作業がありますが、夏の間は休耕期間。ハウス内の片付けや土の消毒・準備をした後、3週間ほどまとまった休暇をとります。熊本や栃木への帰省のほか、神奈川の親戚の家に遊びに行くなどの余暇を楽しんでいますよ。

伊豆の国市での生活はいかがですか?

伊豆の国で独立してから3年後、新築住宅を手に入れることができました。土地は、地元農家の方が紹介してくれた土地。そういった地域のつながりを得られることができたのも嬉しいですね。子どもにも恵まれ、今では1男3女の子どもたちが。毎日が賑やかです。
伊豆の国は、ほどよい暑さで温暖な地域。海も山も川もあり、作物を育てるにはよい場所です。釣りも大好きで、仕事の合間に毎日のように出かけているほど。車に乗って家族でキャンプや温泉に行ったり、少し遠くの公園へ出かけたりと、アウトドアを楽しむにもよいところです。

伊豆の国市への移住を考えている方、新しく農業を始められる方へのアドバイスをお願いします

会社勤めの頃は、毎日が忙しく、休日出勤があるなど子どもに会えない日もありました。今は、自分のペースで仕事ができているので、家族との時間を大切にしたい方、仕事に振り回されない生活をしたい方には、就農はお勧めだと思います。
その中でも伊豆の国は、新規就農者が多く移住者が就農しやすい環境が整っています。韮山反射炉をはじめとした歴史と文化がある町。ほどよい田舎なので、初めての地方移住を考えている方にもぴったりな場所だと思いますよ。