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vol.26 東京都から伊東市へ移住 レネさん一家

掲載日 2018年12月07日
Iターン
家族

民泊サービスを手がけながら温泉と海のある暮らしを楽しむ

美しい紺碧の相模湾、急崚な天城山系、伊豆高原などの風光明媚な地形、そして豊かな湯量を誇る温泉。一年を通じて、国内はもちろん、海外からの来客も多い伊東市。太平洋に突き出した温暖な気候から、海水浴や釣り、サイクリング、ゴルフなど、多くのレジャー客も訪れます。関東圏からの電車のアクセスの良さから、移住地としても人気の市です。
レネさん一家は、2016年に東京から伊東市富戸(ふと)へ移住してきました。民泊サービスを手がけながら、イベント企画開催や歌手としても活動する奥さまのレネ紗矢香(さやか)さんにお話を伺いました。

伊東市へ移住したきっかけを教えてください

私は北海道で生まれ育ち、音楽を仕事にできたらと思い、上京。都内でオフィスワークをしながら、ジャズクラブを中心に歌手活動をしていました。2011年にフランス人の夫と結婚。2013年に長女が生まれました。
もともと自然が大好きで、休みの日には関東周辺の山や海、川へ出掛けていたほど。いつか田舎で暮らせたらと思っていたところ、20年ほど前に再婚を機に伊東市へ移住していた父から「こっちに来ないか」と誘われたんです。父は、伊東で不動産関係の会社を家族で経営していました。夫の故郷であるフランスへ行くことも考えましたが、フランスでの仕事が見つかる保証もなく、それなら伊東で父の会社の手伝いをする方が現実的に思えたんです。年に数回は伊東へ遊びに来ていましたし、魅力的な土地でもありました。

家探しはたいへんでしたか?

なかなか理想通りの家が見つからなくて…。インターネットや地元の不動産会社などを利用しながら、半年かけて40軒ほどの家を見に行きました。
今の家は、敷地内に2軒の家が建ち並び、セットで売っていた物件。始めは1軒を賃貸にしようかと思っていたのですが、ちょうど民泊が普及し始めた頃。それなら民泊をやってみようということになりました。
夫は、自宅横にある家で民泊運営をメインに、時々、父の会社が管理する住宅の草刈りなどの業務もしています。
民泊は、1組限定で一軒まるごと貸し出しています。外国語対応をしていることもあって、9割が外国人観光客。そのうち、フランス語圏が3〜4割を占めます。
自分たちの生活を最優先させたいので、あまり忙しくならない範囲にと思っていますが、問い合わせ対応や清掃などを行うため、結構忙しくしています。

移住後、暮らしの変化がありましたか?

妊娠を機にジャズの仕事は休止していました。しかし、知り合いから「子どもと一緒に行けるコンサートをやってほしい」という依頼があり、「0さいからのジャズコンサート」を始めることになりました。音楽が届きにくい田舎にも音楽を届けられたらと思い、年2回、東京と伊東で開催しています。予想以上に好評で「孫と一緒に若い時に好きだったジャズを聴けてよかった」という声も。生後間もない赤ちゃんから、80代のおじいちゃん・おばあちゃんまで、幅広い層に足を運んでいただいています。
今は、月に数回、芸術文化活動等について学ぶために静岡市内の大学の講座でアートマネージメントを学んでいます。今後の活動の為に知識や技術や情報を得たかったので、静岡までは少し距離がありますが行くことにしました。また、最近は、静岡県のふじのくに文化情報フォーラムにゲストとして招かれたり、伊東おやこ劇場の運営委員長に任命されたりと、知り合いの輪が増えるに連れ、私の活動範囲も広がってきました。他にも、イタリアから国際的に活躍する音楽家等のコンサートの業務サポートにも携わっているんですよ。移住と音楽を軸に積極的に活動できればと考えています。最近では、ラジオ、テレビ、新聞などのメディアをはじめ、音楽から、伊東での暮らし、子育てについてなど、さまざまなところへ活動が波及し始めたと感じています。

伊東市の魅力はどんなところですか?

私たちが暮らす富戸は、お年寄りが多く、子どもは少ない地区です。近所のお年寄りが、子どもたちにとても好意的で、よく声をかけてもらっています。
また、港の方まで散歩すると、トロピカルな魚に出合えることも。富戸はダイビングスポットとしても世界的に有名な場所でもあるそうです。勾配がある坂道を散歩するので、子どもも私たちも、足腰が鍛えられました。散歩の途中で、リスを見かけることもあるんですよ。
伊豆は温泉地でもあるので、よく家族で温泉へ出掛けたり、夏は毎週のように海水浴・磯遊び・シュノーケリングへ行ったりと、伊東での暮らしをたっぷり満喫しています。釣り道具を知り合いからいただいたので、釣りも始めてみたいなと考えています。
伊東は、新鮮な魚介類が安く手に入るのも魅力。家庭菜園で作った野菜を、近所で交換することもあります。新鮮な野菜は、子どもたちも大好き。レストランではサラダを口にしない子どもたちが、家だと新鮮なものがいただけるので、本当によく食べてくれます。
海近くとはいえ、自宅は高台にあるため海抜は90m。硬い岩盤の上に建つので、地震・津波への心配も少ないですね。保育園も小学校も徒歩数分のところにあるので便利です。親身になって指導してもらえる学校と聞いているので、心強く思っています。

移住を考えている方へのアドバイスをお願いします

家探しをする時は、広さ、予算、立地環境を確認するのはもちろんですが、できれば隣近所の方の話を聞いたり
水道やガス、電気、インターネット環境などを確認した方がよいと思います。また、車で行くのではなく、駅から実際に歩いてみるとよいと思います。
伊東市は、別荘地が多く、庭が荒れている家もあります。富戸は、定住している人が多い地域。丁寧にガーデニングをしている家も多く、夫はその辺がここを選んだ理由の一つと言っています。
民泊を始めるにあたり、使用する座布団や洗濯機、テーブルなどはインターネットや人づてに聞いて、伊豆半島全域の方から譲り受けました。こういったサービスを利用すると、お金を節約しながら家財道具が手に入れられただけでなく、人との繋がりも増えるのでお勧めですよ。