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前田金三郎商店 茶町 KINZABURO

取材日 2018年01月22日

日本一のお茶どころ・静岡の茶匠が提案する!お茶とお菓子のマリアージュ

JR静岡駅の北西およそ2kmのところに、「茶町(ちゃまち)」という場所があります。ここは徳川家康公が茶を商う人々を集めた場所です。明治時代に入り、お茶は生糸と並ぶ重要な輸出品となり、茶町は大きく発展しました。戦後、お茶の輸出量は減りましたが、今もこの地には、100軒ほどの製茶問屋が軒を連ねています。



茶町通りと呼ばれる通りの少し奥に、前田金三郎翁が大正4年に構えたお店があります。「前金商店」の名前で業界では広く知られ、お茶の鑑定技術では農林水産大臣賞を2代にわたり授与された老舗。平成22年には、静岡茶の新たな可能性を拓くため、前田冨佐男(まえだふさお)さんがお茶やお茶菓子の販売と、イートインスペースを設けた「茶町 KINZABURO」を開店しました。
前田さんは、テレビ番組の企画でお茶通王として優勝、全国茶審査技術競技大会優勝(農林水産大臣賞・八段位)、農林水産省局長賞、静岡県知事賞など、数々の賞を獲得してきた実力者。しずおか茶の町コンシェル会長などの要職で地元・静岡に貢献するとともに、世界緑茶協会評議員としても活躍する有名な茶匠です。

「消費者にとって、お茶は単なる脇役。製茶問屋として消費者に直接提案できる機会がほしいと思い、『KINZABURO』を開店しました。お茶とお菓子のマリアージュを楽しんでもらい、お茶のことをもっと知ってもらう機会を増やしたい」と前田さんは語ります。
人気商品は、店内の工房で手作りしている「茶っふる」。天竜、本山、岡部、川根、森町、ほうじ茶といった静岡県内各地で生産された抹茶を使用したクリームを、懐かしい味のワッフルで包んでいます。
「外部のお菓子屋と提携して作ってもらうという手段もありますが、自分たちがおいしくてお茶に合うと思う商品を作りたい。」とこだわり、お子さんも楽しめるよう、お茶味以外にもチョコやイチゴなどの味もラインナップされています。
夏季は、抹茶かき氷をはじめ、抹茶ソフトや抹茶パフェなどの冷たいスイーツも好評です。

店内のお菓子は、2階にあるリビングのようなテーブル席や、ベランダに置かれた草木が織り成す四季の風景を感じることができる和室でいただくことができます。ここには、約11種類のお茶が用意され、すべて無料で試飲ができます。フレーバーティーもあり、新しいお茶の味も楽しめます。

月に1度は、前田さんによるお茶の淹れ方講座や、新茶・珍しいお茶の紹介などを行う講座を開催しています。講座には、「せっかくお茶どころ静岡に来たのだから、お茶を知りたい」という静岡県外出身者をはじめ、お茶好きな地元住民などが集まります。

「当店では、時間×空間×人間の3つの『間』を楽しんでもらう場を提供できればと考えています。お茶は、十分観光資源になりうる。そのためには仲間とともに盛り上げていくことが必要だと考えています」と語る前田さん。これからも新しいお茶の楽しみ方を、地域の人と協力しながら提案されそうです。講座やイベント情報は、お店のホームページでも確認することができます。

前田さんは、静岡県への移住を検討している方を応援する「しずおか移住応援団」にも登録されています。静岡に移住の下見に来られる際は、お話をしに立ち寄ってみてくださいね。

前田金三郎商店 茶町 KINZABURO

住所
静岡県静岡市葵区土太夫町27 茶町通り
電話連絡
054-252-2476
営業時間
9:30~18:00 日曜日・祝日10:00~17:00
定休日
水曜 ※夏季・年始休業あり
□駐車場/5台