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vol.28 東京からUターン 沼津市と長泉町で二拠点居住する貫名華子さん

掲載日 2018年12月07日

海沿いの田舎町と、子育て世帯が多い町で二拠点生活を送る

沼津市と三島市に隣接する駿東郡長泉町(すんとうぐんながいずみちょう)。東海道新幹線の改札がある三島駅北口の南西エリアは三島市ですが、北西エリアは長泉町。新東名高速道路長泉沼津インターチェンジ、裾野インターチェンジ、新東名高速道路長泉沼津インターチェンジにも近く、交通網に非常に恵まれた立地です。町をあげて子育て支援に力を入れていることで知られ、また新幹線通勤可能エリアとして、近年、首都圏からの移住者が急増中の町です。
沼津市我入道出身の貫名華子(ぬきなはなこ)さんは、東京の専門学校で製パン技術を習得し、2014年に沼津市我入道(がにゅうどう)でパン屋「はなぱん」をオープンしました。住まいは長泉町。仕事の間はお店がある沼津市我入道でお子さんと過ごし、夜間と休日は長泉町で家族で過ごすそう。長泉町での暮らし、両方の生活を楽しんでいる貫名さんにお話を伺いました。

貫名さんにとって、沼津市我入道はどんなところですか

出身地である我入道は、狩野川を挟んで沼津港の対岸にある海沿いの町です。かつては漁村として栄え、祖父も釣り船の船主。毎日、獲れたてのアジやサバなど魚を食べ、海で遊んだり、近所を走り回ったりと充実した子ども時代を過ごしました。
高校卒業後、29歳頃までは、東京や沼津を行ったり来たりしながら過ごしていました。東京での暮らしは刺激があるのですが、しばらくすると疲れてしまうんです。疲れたら我入道へ戻っていました。潮騒の音、風で松の木が揺れる音、海風の心地よさ…。我入道は私にとって原点に帰れる場所です。

お店のことについて教えてください

東京と沼津を行ったり来たりしていましたが、手に職をと思い、東京の製パンの専門学校へ通いました。複数のパン屋で経験を積み、2014年、我入道で「はなぱん」をオープン。しかし、ここでお店を営むうちに、深刻な過疎化が進むこの町で何かしたいと思うようになったんです。人口がどんどん減る我入道での地域のつながりを保ちたい。そんな思いで交流の場を作ろうと決意。2018年3月には、沼津市の「民間支援まちづくりファンド事業」を利用し、隣接する倉庫を改修。地域のつながりや世代間交流を生むコミュニティカフェ「サロン・ド・はなぱん」をオープンしました。
交流スペースは無料貸し出ししており、パン教室、子育て相談、おだし講座、筆ペンアート文字講座、シューズオーダー会など、さまざまな形で利用してもらっています。新聞等のメディアにも取り上げられ、少しずつではありますが、話題を創出しつつあるのではと思います。また、沼津はアニメの聖地として近年話題になり、当店でも登場人物にあやかったパンを作っています。SNSを通じて、遠くからお客さまが来ていただけるようになり、若いお客さまも増えてきました。
我入道は、以前は、お肉屋、魚屋、鰹節屋、電気屋、駄菓子屋2〜5軒、パン屋など、さまざまな個人商店がありました。今は、「はなぱん」と駄菓子屋2軒が残る程度。漁師町だった我入道も、今では漁師さんは本当に少なくなりました。少しでも地域の人に還元できたらと思い、毎週木曜に魚屋を、火曜に八百屋を呼び、獲れたての地魚や野菜を売ってもらっています。普段は家にこもりがちなおじいちゃん、おばあちゃんも、この日を楽しみに来店してくださいます。お年寄りの笑顔が見られるのはやはり嬉しいものです。

長泉町での暮らしについて教えてください

2013年に長泉町出身の夫と結婚したのですが、すでに夫は長泉町で自宅を所有しており、義母と同居する形でそちらへ引っ越しました。2015年には長女を出産。長泉町の自宅から我入道までは車で30分の距離。朝6時に長女と一緒に家を出て、沼津の保育園へ送り、お店へ。夕方、保育園へ迎えに行った後、お店の近所の家へ長女を預け、夜7〜8時頃に自宅に帰るという生活です。
長泉町は、首都圏からの移住者が本当に多い場所。子育て世帯向けのお店も増えてきていますし、これからどんどん発展が期待できる町だと思います。長女は、今は沼津の保育園へ通っていますが、小学校以降は長泉町の予定。近隣住民と密接なつきあいができる大好きな我入道の暮らしと、子育て世帯が生活しやすい便利な長泉町での暮らし、二拠点での生活を楽しめればと思っています。

移住を考えられている方へのメッセージをお願いします

我入道の海は、いい風と、いい潮が来るので、ウィンドサーフィンのメッカでもあります。天気がよい日には、海から雄大な富士山を見ることができるんですよ。いい造りの古民家も多いので、ぜひ若い方々に移住してきてもらえたらと思います。昔は海で泳ぐこともできたのですが、今は、海の家もなくなり、泳ぐことができなくなりました。海水浴場として整備され、再び活気を取り戻してくれたらと思っています。
我入道は子どもが少ない場所。みんなが家族のような雰囲気があり、地域の方々が子どもを一緒になってみてくれます。長女も、親戚でもない近所の方が保育園のお迎えに行ってくれたり、保育園の後、お店を閉めるまでの間みていてくれたりするんですよ。潮風を浴びると風邪をひきにくくなるし、丈夫に育つという話も聞いたことがあります。
また、長泉町からは首都圏への通勤者が多いので、東京へ行くバスも出ています。山が近いので、山の香りがする新鮮な空気を感じることができます。
私は、もともと我入道出身なので、子どもの頃から近所の方々が知っている存在。だからこそ、新しく来る方々と地元をつなげる役割ができたらと考えています。毎年11/3頃には地域で「我入道文化祭」というのを開催しています。バザーや出し物があり、「はなぱん」も出店しています。よかったら遊びに来てくださいね。

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