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vol.11 千葉から富士宮へ移住 田村栄次さん

取材日 2017年02月11日

自然栽培で、みんなが安心して食べられる野菜を!

富士宮で農業を始めたきっかけを教えてください。

東京・大手町にある文具店で働いているころから、独立して自分でビジネスをしたいと意識していたんです。文具店の経営不振により、2014年に退職。居酒屋の店長や工場長等と同じように再就職先の選択肢のひとつとして農業もいいなと。震災や食料事情に不安があり、自分たち家族、友人の食料を自分でまかないたい、というのもありました。家族もお客さんもみんなが安心して食べられる野菜をつくりたいという思いから、減農薬農家で研修し野菜について学び、独学で自然栽培にたどりつきました。
認定農家になるために1年かけて農業研修中に畑を探しているときに、移住を考えはじめました。東京の有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」に行き、常駐している静岡県相談員さん、そこからつながった富士宮市の移住担当者の方がとても親身になって相談に乗ってくれて。その出会いがきっかけで、富士宮市に移住を決めました。

家や畑は、どのようにして見つけましたか?

私たちが越してきた富士宮市の猪之頭地域には、「猪之頭地区活性化推進委員会」という移住者の受入れを支援してくれる組織があって、市と委員会が協力して家や畑を探してくださり、「見つかったよ」と連絡を頂いてから見学にきました。委員会の方々が地元の方を説得してくださったんですね。引越の日には組長さんが手伝ってくださって、数日の間に、区長さん、組長さんがご近所さんに紹介してくれたので、地域のみなさんにとけこむことができました。

移住前と比べて、生活はどんなふうに変わりましたか?

以前は、私も妻も自宅のあった千葉県八千代市からオフィスのある東京・大手町まで、往復2時間ほどかけて通勤していました。いわゆる一般的なサラリーマンですね。日中は働いて、仕事のあとに上司や友人と飲んで帰る。そんな日常でした。
移住してからは、とにかく家族と過ごす時間が増えましたね。東京で働いていた頃は朝7時には家を出て、夜9時頃に家に帰るような生活。それが今では、太陽とともに過ごす生活になったんですから。冬は朝6時には起きて、薪ストーブに火を入れています。夕方4時過ぎには暗くなるので、5時には夕飯を食べますね。通勤は畑まで車で5分、昼食は家に食べに帰ってきて、また午後の仕事に出かけます。家路につくまで赤提灯がないのだけは、ちょっと残念です(笑)。

これから移住する人へのアドバイスをお願いします!

結局、「縁」と「運」だと思います。いろいろと移住先を探して行動に移せないままでいるよりも、ポンと縁がつながったところに行けばいいと思います。

たむ農園